鉛フリーガラス

 

 

 

鉛フリーガラスとは?

鉛フリーガラスとは、ヨーロッパのRoHS指令に適合する規準値まで鉛の含有量を抑えた封着用ガラスです。

RoHS指令とはリサイクルや廃棄処分をする際に環境や人体へ負荷を与えないよう電気及び電子機器に使用される特定有害物質を制限するようEUで制定された指令です。 鉛フリーガラスは、鉛含有量を0.1wt%以下に保ち且つ、金属との封着を可能にするガラスです。

封着とは、電球や電子部品に用いられる電流を通す導入線(金属線)とガラスを密着させる技術で、金属とガラスという異なる材質の膨張係数を近づけることにより熱が加わっても割れないように密着させます。

取扱形状

当社では管、ムク、粉末の取扱いを行っています。

加工事例

鉛フリーガラスは、カット加工、着色加工、バルブのブローイング加工、リドロー加工などを行うことができます。

用途

鉛フリーガラスは、ネオンランプや蛍光灯、電球などの照明用材料、気密封止や絶縁体としての電子用材料、水質測定機器用材料として用いられます。 また、金属線とガラスを封着する以外の用途でも使用可能で、ヒューズ用部品としても使用されています。