セラミックファイバーとは?耐熱性抜群!1000℃にも耐えうる繊維素材。セラミックファイバーペーパー・セラミックファイバーブランケットと、併せて紹介します。
セラミックファイバーとは?
セラミックファイバーとは主にアルミナとシリカで出来た繊維です。その最も大きな特徴は耐熱温度で、一般的に1,000℃から1,500℃に耐えます。主な用途は、電気炉やガス炉の断熱材・耐火材です。一般住宅用の断熱材であるガラスウールの耐熱温度が400℃~500℃であることを考えると、その耐熱性の高さがわかります。
また、セラミックであることから、軽量です。主な形状として、以下記載のセラミックファイバーペーパーやセラミックファイバーブランケット、その他にもセラミックファイバーボードや、セラミックファイバーロープなどがあります。
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海外製は品質が低いの?国産との差は?
従来、セラミック製品の価格は中国が圧倒的に牽引していました。近年、中国製品は価格だけでなく品質もたいへん向上しています。高い品質を求める日本のカーメーカーに、セラミック製品を納品する中国のセラミックメーカーも少なくありません。その最大の理由は、セラミックの原料であるアルミナの世界生産量を中国が牽引していることです。
また、近年ではタイなどが中国からアルミナを大量に輸入し、自国で安くセラミック製品を作る、といったケースも増えてきました。日本企業は高精密なセラミックで世界を牽引しますが、耐熱材など用途によっては海外品を検討する価値は充分にあると言えます。
弊社は、主に中国産とタイ産のセラミック繊維製品を取り扱っております。
セラミックファイバーペーパーとは?
セラミックファイバーペーパーとは、シリカ繊維とアルミナ繊維を少量のバインダーで結合した製品です。その特徴は、高い柔軟性や軽量であること、それに熱伝導率の低さ、伸縮率の低さなども挙げられます。とくにガスケットやシール材として優秀なパフォーマンスを発揮します。厚みは1mm, 3mm, 5mmなどがございます。
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セラミックファイバーブランケットとは?
セラミックファイバーブランケットとは通常のセラミックファイバー繊維に12.5mmから25mmほどの厚みを持たせた製品です。更に厚みをご希望の方は50mmも可能です。こちらの製品も1200℃~1400℃にも耐えうる高い耐熱性が特徴です。高温部の緩衝材や対耐火物のシール材として使用されます。
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